親守詩とは


”親守詩”とは、明星大学教授・玉川大学大学院講師である高橋史朗氏が提唱された、「子が親を思って作る詩」のことです。既に香川県、沖縄県など全国で親守詩のコンクールが開催され、多数の応募がありました。

・いただきます 今日のご飯も 母の味(沖縄県・中学生)
・いつも言う うざいの言葉は てれかくし(沖縄県・中学生)
・大好きな 母さんおぶるの ぼくのゆめ(香川県・小学生)
・ありがたさ 五七五では おさまらない(香川県・小学生)

上記は各県のコンクールに寄せられた応募作品の一部です。

また、親守詩 埼玉大会では、子どもが作った上の句に親が下の句を付けて1つの作品とする、”親子の詩”について、作品を募集致しました。

・素直には 言えないことが 増えてきた  どんなことでも 力になるよ
・本当は いつも言いたい ありがとう  うれしい半面 ついまた叱る

上記は子どものが作った上の句に、親が下の句を付けて製作した”親子の詩”です。

この親子の詩製作を通して、子どもや親から次のような感想が寄せられています。

・親子の詩を作るのは大変だったけど、やってみたら今まで分からなかったことなどが分かってよかった。 (埼玉県・中学生)
・詩を作ってみて感じたのは、素直に子どもの感謝の気持ちが出ていることに驚きました。普段はなかなか言わないことも、直観的には文章に出てくるというのがとてもありがたかったです。 (埼玉県・保護者)

私たちは千葉県の小中学生にも親守詩を製作してもらいたいと考え、製作のためのテキストを作製し、無料配布を行っています。
学校で、ご家庭で、ぜひ親守詩を製作し、作品をお送り下さい。ご応募、お待ちしております。